ホーリーバジル(Tulsi)の効果効能

奇跡のハーブ・ホーリーバジル (Tulsi)

日本ではあまり馴染みのないハーブですが、トゥルシーはバジルの一種でシソ科 神目帚(カミメボウキ)属の植物です。 

 
5000年前に人類が初めて病気という存在に気が付いたときに、薬として飲まれた人類最古の薬草の一つです。 ラクシュミー(吉祥天)という神様の化身ともいわれ、神聖な植物として扱われています。 
 
インドなどでは庭先や寺院に植えられ、邪気を寄せ付けない神聖なハーブとして愛されており、 民間療法のアーユルヴェーダでは「不老不死の霊薬」とされ、その薬効で人々の心と体を長い間癒してきました。 万能ハーブとして、比類なきもの(Tulsi)を意味し「ハーブの女王」とも言われています。 
 
また、財運をよい縁起のよい植物として、メキシコではポケットに入れて持ち歩くこともあるそうです。 ほかにも、味にクセがないことと、葉っぱの効果効能から、ガパオなどのタイ料理にも利用されています。
 

心身のリラックス、ハーブの香りが広がる    爽やかな味

ホーリーバジルは、数あるバジルの中でも群を抜いて香り高く、香り成分である「リナロール」は心とカラダを癒すような特徴的な香りです。味はスッキリとしていて、とても飲みやすく美味しく清京感 が広がります。ハチミツやレモン、生姜糖を入れた飲み方もおススメです。

 

アダプトゲンに分類される

アダプトゲンとは、肉体的疲労やトラウマ、不安など精神的ストレスへの抵抗能力を高める働きのある天然のハーブであるとされています。

 

「アダプトゲンの定義」

①服用者にとって無害であること(副作用がなく無害)

②物理的、化学的、生物学的なさまざまなストレスに対し抵抗力を高める
③生理機能を正常化するものこのような働きを持つハーブのことを「アダプトゲン」といい、重要なハーブ約5000種類のうち、このアダプトゲンにあたるハーブは25種類程度だそうです。その中でもトップクラスなのがホーリーバジルなのです。

 

ホーリーバジルの基本的な効能

抗菌効果、免疫機能と新陳代謝を高め、生活習慣病やインフルエンザ、風邪の予防のほか、頭痛、呼吸器の疾患、肝機 能の低下、胃炎、むくみ、冷え性など体の不調を和らげ、根本的な体質の改善へと導いてくれます。

 

・精神の安定・ストレスの軽減

・免疫系の強化

・抗酸化作用による美肌効果

・脳の活性化・記憶力を高める

・認知症の防止

・肝機能障害の予防

・放射線からの保護作用がある

・月経前症候群などの改善

・血糖値・血圧を下げる

・抗不安・抗うつ作用

・抗菌作用

・抗炎症作用

・鎮痛作用

・解毒作用・デトックス

・睡眠の質を高める

・冷え性の改善

・血液を浄化する

 

美容、アンチエイジングに効果的

老化の原因の1つに挙げられるのが体の「酸化(サビ)」です。 トゥルシーには、この酸化を防ぐ「抗酸化作用」成分の、 オイゲノール、ロスマリン酸、カルバクロールなどを含みます。 また、トゥルシーには若返りホルモンといわれる「DHEA (デヒドロエピアンドロステロン)」を活性化させる働きもあります。

 

心の不安やストレスを癒す「癒しのチカラ」    浄化力と治癒力の強い不思議なハーブ

古来より心身のバランスを整えると言われ、奇跡のハーブとして慕われています。ヨガやマッサージ、瞑想、リフレクソロジーにぴったりのホーリーバジル。また、美容に良い成分があり、健康と美を意識する女性に人気のハーブです。

 

スピリチュアルな意味合いを持つホーリーバジル(トゥルシー)ですが、科学的にも心身に嬉しい効能をもたらすといわれ ています。健康や美容に役立て、快適な毎日を過ごしたい方はぜひ、ホーリーバジルの効能を確かめてみてください。